フェスティバル ダンスワークショップ

2019年4月20日(土)

会場:可児市文化創造センター 音楽ロフト

10:00~13:00 コンテンポラリーダンス

ゲスト講師:アショート・ナザレチャン(ロシア)


2019年4月21日(日)

会場:多治見市産業文化センター 大ホール

9:00~10:15 わらべ歌

講師:三上 久美子(札幌市・Modern Dance SRD)

10:30~13:30 コンテンポラリーダンス

ゲスト講師:アショート・ナザレチャン(ロシア)

14:00~15:15 コンテンポラリーダンス

ゲスト講師:アントン・ヤルツェヴ(イスラエル)

15:30~16:30 ダブルダッチ

講師:岩原 豪(多治見市・ダブルダッチスクールクローバー代表)


参加費:1日券5,000円 2日券8,000円


講師紹介

アントン・ヤルツェヴ

コンテンポラリーダンスワークショップのゲスト講師アントン・ヤルツェヴについてご紹介します。

ボリショイ劇場のモスクワ国立振付アカデミーにて、振付芸術の学士号を取得。
イスラエルにて、バットシェバ舞踊団のGAGAプログラムに関する研究を行う。

ダンサーとしても活動しており、ダンスカンパニーでのアーティストの他、Moscow Provincial Theatre、ボリショイ劇場でのゲストアーティストの経験もある。
現在は、イスラエルのテルアビブとロシアのモスクワで、フリーのダンサー、アーティストとして活動中。

アショート・ナザレチャン

ロシアで評価の高い、子どものためのコンテンポラリーダンスの振付師。

ロシア、ベラルーシ、アルメニア、ジョージア、エストニア、ドイツ、韓国にて、150以上のダンスアンサンブルおよび舞踊学校にて指導。

国立劇場賞「ゴールデンマスク」受賞、国家賞「私は子どもたちに心を捧げる」受賞。

 

第2回文化交流フェスティバルの演目にあった「雪~最後のひとひら」は、アショート氏による振付である。


【アショート先生からのメッセージ】

私のワークショップでは、なかの自由な動きについて、よく話します。
私はそれを「強力な自由」と呼びます。

 

ワークショップでは、自分のまわりの空間すべてを使うことも学びます。
ダンサーが踊るとき、それは単なる動く物体ではなく、舞台上で存在すべき意味のあるものなのです。

 

また、動きを「やる」ことを教えるのではなく、動きを「踊る」ことを教えます。最近は、テクニックに重きが置かれ、「踊る」ことがなくなってきました。
なので、私のクラスでは、このことを非常に重視しています。

 

エネルギー、力、螺旋、ロンデ、重力、激しさといったテクニックを多く使いますが、加えて、多くの詩的表現、心の状態、感情も用います。

 

手、足首から下、横隔膜、体の先端部分をよく使います。また、走る、突然止まる動きも使います。体を支えること、体重の乗せ方、動的な練習をよくします。

重要なのは、空っぽのデモンストレーションではなく、動きに対する内なる意識です。


三上久美子 プロフィール
Modern Dance SRD主宰、演出家、コレオグラファー、ダンサー。
1967年、能藤玲子氏に師事。1984年Modern Dance SRD設立。NY・ロンドンにて研修後、障害児を交えての異世代共にの作品造り手掛ける。
若者達に少しでも早くからダンスを通して世界中の人々と交流させたいとの思いから2000年daCi inカナダ「宇宙からハローハロー」初参加発表、以後オランダ「指揮する指揮者」、台湾「魚になった日」、デンマーク「2つの日」を発表。オランダでは「出会えてよかった」ワークショップ開催。2018年オーストラリア5回目参加は”異世代ダンス”部門にて「Rainbow」発表。
ダンスには身体で表現する力、ゼロから何かを造る力、他者とコミュニケーションする力がある事、各国でダンスが教育、社会教育の中に組み込まれる重要性を学び、さらに
ダンス力で育ち地元札幌から世界の人々に生きる喜び・笑顔を伝え平和な世界目指すダンスを発信し続ける。2003、2012年、江別市民芸術文化奨励賞/文化功労章受章